窓シャッターのロック構造

窓シャッターのロック構造

窓の手動シャッターで使われているロックの形状は、製造メーカーや年式、ハウスメーカー専用品など様々ですが、

どのようにロックをかけて、解除するかと言う基本的な構造や仕組みについては数種類だけしかありません。

シャッターがいきなり開かないと困る方も多いと思うので参考になれば幸いです。

窓シャッターのロックの種類

レバータイプ

比較的新しいタイプ

左から右まで開閉部分の下部にレバーがあり、上に持ち上げるようにするとロックが解除できるタイプ。

ここ25年くらいはこのタイプの形状が多いです。

このタイプは、上に上げるとロックも解除されて、シャッター事態も開くため、ロックがあるいう認識がない方も意外に多いです。

レバータイプは2パターンある

・真ん中に突起物がある場合は、真ん中1ヶ所にロックがあり、1か所だけでロックがかかる。

大きな突起物がなく、小さな金具があり、そこにロックが引っかかるタイプもあります。

中央ロックタイプ

・真ん中に突起物がない場合は、レバーの左右1つずつの計2ヶ所にロックが独立してあります。

なので、経年劣化や異物が噛み込むと、ロックが開きにくい前兆があり、

最終的に片側のロックが開かず、もう一方だけロックが開くので、数センチだけ斜めにシャッターが開くという症状になります。

まれに、自分でどうにか開けようとバールなどで力ずくで開けようとする方がいますが、

シャッターは防犯対策としての役割も担っているので、

力ずくでは開ける事はできずキズだらけにしたり、変形させたりしてしまうだけなので修理を依頼するのが賢明です。

左右から中央につまむ

つまむタイプのレバー
中央にスライドさせるレバー

長年使われている構造で、左右1本ずつの計2本の棒がつまみ部分から左右の端まで伸びていて、つまみを中央にスライドさせることでロックの突起をかわして、ロックが解除できる。

扇状に左から右に

扇状に動かすレバー

この扇状に左から右にレバーを動かすタイプも、基本的な構造は、上記の中央につまむタイプと同じで、

左右に棒が伸びていて棒をレバーで中央に寄せることで左右の突起をかわして開けられる。

レバーの形状と構造が少し変わっただけの物。

このタイプは、レバーの所に付けられている棒が無理な力が加わると外れてロックが上手く解除できなかったり、かけれなくなったりすることがあり、

交換するしかないと言われる方も多いので無理な力を加えるのは注意が必要です。

当社なら交換しないで、修理可能ですので是非お問い合わせください。

ハウスメーカー品

ハウスメーカー品のロック

ハウスメーカーで建てたお家用にシャッターメーカーが特注で作っているような、ハウスメーカー専用品です。

構造は上記の中央につまむタイプや、扇状のタイプと基本的には同じです。

でも他のロックと大きく違う所は、パット見ただけでもわかるように大部分がプラスチックのような材質で金属部分が少ない所です。

金属ではないので1年365回、5年で1825回、10年で3650回も稼働する部品が割れたり、かけたりしてロックをかける棒を上手くスライドさせられなくなって、

ロックが開けられなくなったり、開けにくくなったり、かけられなくなったりする症状が発生します。

シャッターが開かない時の応急処置

シャッターが開かない原因

とりあえず、窓シャッターが開かないと修理まで室内が薄暗く不便だと思いますので、修理までの応急処置をご自分で試してみたい方は参考にしてみてください。

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  • この記事を書いた人

humanassist

私は弊社でシャッター修理を8年以上、他社では「交換でないと直せない」と言われて高額修理に悩むお客様のために、 交換しないで早く安く直せるように日々精進してまいりました。 これからも他社との差別化をはかり、お客様に必要とされる存在を目指してまいります。