引っかかり下がらない
・上の画像のように、左右にあるガイドレールの上部に開閉部分であるスラットの端が左右にズレたりし引っかかている。
・メーカーによって名称が変わりますが、防犯耐風フックが変形して引っかかりの原因となっている。
部品の噛み込み
⇧メーカーによって「防犯耐風フック」は名称が変わります。
・防犯耐風フックが左右にズレて溝に噛み込んでしまっている。
・防犯耐風フックが左右にズレて突っ張り棒のようにつっぱってブレーキがかかっているようになり動かせない。
レールから外れてる
開ける時は「あれ?動きが悪いな!」なんて思いながら、無理やり力を入れると開いてしまう事がありますが、下げる時は構造的に引っかかりやすいので、下げる事ができません。
こうなる要因は下記のことも考えられますが、
強風でレールから外れてしまう事もあります。
「写真だと手前側に外れているから風で押された訳ではないだろう」と思われた方は鋭いですね!
でも、風でシャッターが壊れる時は、今までの経験上だと風で押されて壊れるのではなく、
強風が吹いてシャッターの前が負圧と言って空気が回りより圧力が低くなり、引っ張る力が働きます。
それが一瞬の力で一気に引っ張られるので外側に外れてしまします。
掃除機が空気を吸うような感じですが、自然の力は威力が違います。
今まで、車庫のシャッターが台風で壊れたりしたのを何個も見てきましたが、
大抵外に引っ張られる形で破損します。
今までで一番印象に残っている風による破損は、
ある一定の地域だけ台風の被害が多発して、そこのシャッターがある所は倉庫で縦も横も6メートル位ある大きなシャッターがついていて、
倉庫なのでシャッター前にトラックが出入りできるように大きな駐車スペースがあったためか、突風のように壁についていた看板なども引っ張られて飛んでいき、
大きなシャッターも外側に引っ張られてレールから外れていました。
上記のようになる要因
使用年数が10年程度経ち、サビや油が劣化し、動きが悪くなっていたシャッターを真ん中を持って開け閉めしないで、
端っこの方を持って開閉していて、シャッターの開閉部分が左右にズレてしまい、そのまま使用していたので、部品に負担がかかり、変形してしまった。
シャフトの破損
シャッターは物干し竿のようにパイプにぶら下がっていて、パイプを中心にしてクルクル回る滑車(プーリー)が付いていて、
滑車が回る事でシャッターの開閉部分(スラット)が開閉されます。
そのため、10年以上使用しているシャッターは、メンテナンスしないまま使用しているとサビなどが原因でパイプと滑車がザラザラして削りあい
摩耗し破損してしまいます。
ここ半年程度「開閉の動きが悪かった」「勢いをつけないと開閉できなかった」「途中で止まることがあった」「一番上まで上がらりきらなかった」などの不具合があった場合は、
パイプと滑車が噛んで開閉できなくなったり、
パイプと滑車が摩耗し中心が下がってしまったので、開けた時に収納されて太くなった時に部品が引っかかり下げられなくなる事があります。
そのため、10年に1度くらいのペースでメンテナンスが必要です。
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