斜めになったシャッター

斜めになったシャッターの直し方

シャッターのじゃばら部分(スラット)が斜めになって動かない時の修理について解説。

斜めになったシャッターの確認方法

まず、極端に斜めになってしまっている場合には目で見て明らかに斜めになっているのが分かると思いますが、一般的には斜めかどうかわからない場合が多いのでまずは斜めかどうかを確認してみます。

シャッター上部にあるボックスの下の所と、窓をふさぐ板状のじゃばら部品(スラット)の溝で横線のようになっている所を見比べてるとシャッターのスラットが斜めになっているのが分かるかと思います。

あまり近くで見るとわかりにくいので3~6メートル程離れ、庭の方から見るのがわかりやすいと思います。

(写真の撮り方が、スラットが水平になっていてボックスが斜めになっているように見えて分かりにくいかもしれませんが、ボックスは斜めになることはネジが外れて取れそうになっているとか、そういった理由くらいしかないので、斜めに見える時はスラットが斜めになっています。)

修理方法

斜めになったシャッター

上部についているシャッターボックスを外します。

上の写真を見ると、ボックスの中の左側が膨らんでいて引っかかっていることがわかります。

このことからボックスを外して、ひっかかりを直せばDIYで簡単に直せると思いますよね?

ですが、修理はそんな簡単なものではありません。(下記参照)

シャッターの故障原因

手動シャッターが引っかかりを起こす根本的な原因

シャッターの巻き取りシャフトの経年劣化(サビや油の劣化)で動きが悪くなり、

巻き取りがスムーズにいかなくなっているため、

一番上までシャッターが開ききらないのにムリに開けようとしてスラット部分が膨らみ引っかかりを起こすのが原因。

この症状は、

夏場や冬場にクーラーや暖房を使用しているので外気が入らないようにとか、虫が入らないようにとか、飼っているペットが外に出ないようにと、

窓を少しだけ開けてシャッターの端っこを持って開閉した場合にもよく起こります。

考えられる理由として、

手で持って動かしている方はシャッターがスルスルと動きますが、手で持っていない反対側はシャフトの動きが経年劣化で悪いので動きがワンテンポ遅くなり斜めになっていきます。

そうするとスラット(じゃばら部分が)左右のレールの方にどんどん偏ってしまい少し引っかかりがあるが動かせる状態でムリにしようしているためどんどん悪化して、最終的に引っかかって動かせなくなる、ということがよくあります。

シャフトはスプリング(バネ)の力で巻き取るような構造になっています。(下の写真)

手動窓シャッター

(スプリングは軒がない所に設置されているシャッターだとボックス内が湿気を持ちやすくサビるのも早い傾向があり、プーリーの辺りもサビやすく、直射日光の影響かグリスの劣化も早いように感じます。)

そのため、スプリングとプーリーの所を定期的にメンテナンスしてあげないと必然的に動きが悪くなり、開ける時も重たく感じるようになります。

シャッターのメンテナンス期間としては10年前後に1回行うのが良いかと思います。

あまり長い期間メンテナンスをしないと、シャフトとプーリーが金属同士のタイプは金属同士が擦れあい削れて破損の原因になります。それに、動きが悪いとシャッターが変な動きをして部品が左右にズレたりし引っかかりの原因となり最悪動かせなくなります。

マンションやアパートでは、空室の際閉めたままの期間が長くなるため、古くなったグリスがガムのようにベタベタになり接着剤の役目をし全く開けることができず、不動産屋さんが内見の際に室内が暗いままだっとという話が良くあります。

電動シャッターが引っかかって斜めになった場合は、

何か物を下げる際に挟んでしまったり、両端の部分が左右の壁にぶつかり変形して引っかかりを起こしていることが考えられます。

この時にムリに開閉させると空回りさせたりして余計に症状が悪化して修理も大変になります、そのため余りいじらずに業者に修理依頼をした方が賢明です。

もし自分で開閉を繰り返して引っかかりを直して使えるようになっても、歪みなど根本的な原因の修理はできていないため、また再発したり、動きが悪くモーターに負担をかけてモーターを故障させてしまう要因になります。

シャッターの直し方は?

直す方法としてはシャフトをメンテナンスするのが当社としてはオススメです。

シャッターを製造販売している大手のメーカーさんはシャフトのメンテナンスをするよりも、シャフトの交換作業をお客様に勧めることが多いように感じます。または、使用年数が20年近かったりそれ以上の場合は古いのでシャッターを丸ごと交換した方が良いと言われる場合もあるそうです。

やらない方が良い修理方法

よく、開閉が重たくなったからという理由で左右のガイドレールとスラットのところに潤滑油のスプレーやグリススプレーを付ける方がいらっしゃいますが、潤滑スプレーはものによってはサビを落とす洗浄成分ばかりで油分がなくなりサビを発生させる原因になったり、油切れによる金属摩耗で部品が破損することがよくあります。

窓シャッターに関しては、防犯耐風フックがプラスチック製のものもあり、油で劣化させ割れるようになることもよくあります。

グリスに関しては、ベタベタになってホコリがついたりして汚くなります。

このような注油は3日程度はプラシーボ効果などの要因もあってか、軽くなったと感じますが、シャッターの構造上、左右のレールとスラットはぴったり挟まれているわけでなく、隙間がありたいして摩擦抵抗はないので軽くなくことはありません。

もしこれで軽くなっているのであれば、何らかの不具合が発生していることが考えられます。

基本的にメンテナンスは巻き取りシャフトをオーバーホールしないと意味がありませんので、無意味な注油はシャッターを汚すだけですので行わない方が賢明です。

シャッターのメンテナンス手順

巻き取りシャフトのメンテナンス方法については、

こちらを参考にしていただくと、DIYにて自分で修理・解決することができるかもしれません。

詳しいシャッターのメンテナンス手順は『シャッターが重たい時に自分で修理する方法』ページにてご確認ください。

参考になった場合は

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