電動シャッターの漏電
年末年始には「電動シャッターを高圧洗浄機で洗ったら動かなくなった」というお問い合わせが急増します。
そのため、簡単にできる対応策をお教えします。
1.まずは水で濡れて電気系統が漏電やショート、発火・火災防止のためにブレーカーを下げてください。
ブレーカーがわからない場合はコネクターを抜いてください(特に200Vは感電に注意してください)
2.濡れた電気系統を乾燥させる。
普段は普通に使えていたのに洗ってからシャッターを開けて閉めようとしたら全く動かないという場合は電気系統に水がかかり漏電して動かなくなっていることが考えられます。
対処法としては自然乾燥するまで待つのが良いと思います。ムリにドライヤーなどを使うとハンダが剥がれたり逆に基板についている部品の内、熱に弱いものを壊す原因になりかねませんので、急がば回れです。
1日おけば基本は次の日に動くようになりますが、天気が悪かったり気温が低い日は2日程度乾燥に時間が必要になります。
濡れたまま開閉させた際に「パン」といった、破裂音がした場合は基板がショートして損傷し交換が必要になるため、いくら乾燥させても動くようにはなりませんので、交換修理するしかありません。
そのため、当社にお電話いただいて当社がその日にできることとしては、⑴乾燥までようすをみていただくようご説明することか、⑵何とか閉まったシャッターを開けるか、開いたままのシャッターを閉めるといった2つしかありません。
そのため、何とか開けないと車を停める所がないとか、部屋の中が暗くてどうしょうもないといった時はお電話ください。
(窓の電動シャッターは、手動に切り替えができず電動でないと開閉が全くできないタイプもございます)
シャッターを洗う時の注意と予防策について。
Ⅰ.下から水をかけるとボックス内に水が入り電気系統に水がかかたり、湿気で破損や漏電の原因となるのでボックス内に水が入らないように注意してください。
Ⅱ.水をかけた場所をブロアーなどでブローして水気を飛ばしてください。もしくはタオルなどで拭いてください。
この時に肝心な事は、出入り口をふさぐ板状の部品(スラットという部品)のつなぎ目にある水気を念入りに取ってください。
窓シャッターの場合、裏側を高圧洗浄機清掃する方法もありますが、清掃しても洗浄し残しやムラができ結局ぞうきんで拭くことになると思いますので、ぞうきんで拭くのが手っ取り早いかと思います。
*この時、力を入れすぎたりスラットが左右にズレてしまわないように注意してください。ズレると引っかかりを起こして開かなかったり閉まらなくなったりして修理が必要になってしまう場合がございます。
Ⅲ.乾燥させるために1日程度開閉しないでください。
シャッターは普段の使用で雨がかかるから、濡れたままでも開閉して大丈夫じゃないのか?と思いますが、洗った水量と雨の水量では全く水量が違いますし、上部まで雨でびしょびしょになることはまれです。
それに、雨で濡れたときも開けずに乾いてから開けないとサビなどの原因にもなり、劣化を早め、動きが悪くなることによりモーターへの負担が増えて結果寿命が短くなってしまいます。
なので、洗ったら車などの撥水コートをすると水切れが良くなったり汚れ防止になると思いますのでオススメします。
水道水でなく、井戸水を使用して洗浄した場合には、車の洗車時と同じように水滴が残ったまま自然乾燥させると水アカが残ってしまい汚くなってしまうリスクが増えますので、タオルなどで優しい水気を拭き取ってください。
そもそもの作りで、シャッターの上部には軒があった方が雨が直接かかりにくくなるためか、長持ちする傾向がありますので参考にしてください。
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