土の中に巣を作るハチは基本的にオオスズメバチです。
オオスズメバチより小さいスズメバチが巣を作っていたらクロスズメバチの可能性があります。
オオスズメバチは北海道から本州、四国、九州、屋久島など日本全土に分布しています。
女王バチの体長は45mm程度あり、働きバチは30~35mm程度の大きさがあります。
スズメバチの種類では名前からもわかるように世界最大の大きさで、大きなスズメバチと感じたらオオスズメバチの可能性が高いでしょう。
攻撃的で攻撃性と毒性も極めて強く、主に土中に営巣しますが、
樹木の樹洞や伐根の下にも巣を作ります。
昆虫の中でも最大の捕食者であるオオスズメバチは、幼虫のエサとしてカマキリ、コガネムシやマツノマダラカミキリ等を好んで狩り、堅い外骨格ごと噛み砕いて肉団子を巣に持ち帰ります、
また、秋には上記のような昆虫が減り、大量のオス蜂と新女王蜂を育成しなくてはならないため、攻撃性が高まり、他のスズメバチの巣やミツバチを集団で襲い、サナギや幼虫を根こそぎ持ち帰り、自分達の幼虫のエサとしてしまいます。
また、他のスズメバチ類やアシナガバチ類を頻繁に襲い、西洋ミツバチの敵として有名です。
越冬から目覚めた創設女王バチは5月頃から営巣を開始し、7月頃には働きバチが生まれ、秋にはオスと新女王バチが羽化します。
冬を越すのは新女王バチのみで、他のハチは寒さや寿命で死んでしまいます。
巣は1000頭以上が新たに羽化するため非常に大きくなります。
縄張り意識が強い性質のため、カブトムシやクワガタを取りに行った時などにクヌギの樹液を吸っている働きバチを刺激してしまうと襲われることがあるので注意が必要です。
縄張り意識が強いことから近づいただけでも口をカチカチと音をたてたり警報フェロモンを出し仲間を呼び、大勢で一斉に襲いかかってくることがあります。
オオスズメバチの被害は8月~10月が一番多く発生。木の根元などに巣を作るので巣がある事に気が付きにくく、最近ブームのキャンプの際には注意が必要です。
スズメバチ類は一つの巣を次の年も使うことはまずありません。
オオスズメバチは飛行能力も高く、時速約40㎞で飛翔して、狩りをする時は1日で約100㎞もの距離を移動できる持久力もそなえる。
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