オオスズメバチの英名

オオスズメバチの英名変更

アメリカ昆虫学会とカナダ昆虫学会は、オオスズメバチの英語名である「アジアン・ジャイアント・ホーネット」を変更して、昆虫データベースに記録する共通名として「ノーザン・ジャイアント・ホーネット」に名称を変更することが決まったそうです。 2022年7月

名称の変更はワシントン州農務局の専門家が提案し、今までの名称について「よく言っても、中間的かつ何の情報もない形容詞で、もっと顕著な特徴から目をそらさせる可能性があり、最悪の場合は人種差別的な表現になる」としていた。

アメリカ昆虫学会は2021年にガイドラインを改訂して、民族や人種に言及する名称や不安を掻き立てる名称を禁止するとともに、特に侵襲外来種については特定の地域に言及する名称を非推進とした。

アメリカ昆虫学会のジェシカ・ウェア会長は7月25日に発表した声明で、「ノーザン・ジャイアント・ホーネットは科学的に正確で、理解しやすく、不安や差別を生じさせない」と発言した。

オオスズメバチは北米などで「殺人スズメバチ」とも呼ばれる侵襲外来種に指定されている。

新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)などの影響で、アジア系を狙ったヘイトクライム(憎悪犯罪)や差別が急増している中、昆虫の名称に「アジアン」が使われていることで、意図せず反アジア感情を強めかねないと判断した。

狩りバチは全てがアジア原産であることから、オオスズメバチのアジアン・ジャイアント・ホーネットという名前は生態や行動に関する固有の情報を表していないとアメリカ昆虫学会は指摘する。

ワシントン州農務局によると、同州は2019年にオオスズメバチが確認され、さらに2022年10月には同州でアメリカ初の営巣が確認され、

オオスズメバチはミツバチや人間、農業を脅かす恐れがあるとして駆除の取り組みが続けらている。

ミツバチの被害

オオスズメバチは、ミツバチの巣ごと襲って数千匹いるミツバチを数時間で全滅させてしまったりと、養蜂にも被害が及んでいて、

アメリカでオオスズメバチが確認されて以来、アメリカで多く受粉などに使われている西洋ミツバチも被害を受け、問題になっているそうです。

ですが、そんなオオスズメバチに反撃する能力を身につけている「日本ミツバチ」が注目されているとの事で、

その能力とは、スズメバチを大勢で取り囲んでのしかかりボールのようになり、体や羽を振動させて46度くらいまで加熱し、スズメバチを熱さで殺します。

オオスズメバチについて

オオスズメバチについて詳しく解説はこちらをご参照ください。

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